CASE
油系排水処理事例

課題

水溶性切削油排水の水処理工程への負荷を下げたい。

水溶性切削油は自動車を含む機械産業には欠かす事のできない油のひとつです。一般的な排水処理は凝集・加圧浮上・生物処理となります。問題点は薬品の使用量・発生汚泥量が多いことでした。ササクラの装置を使用することでこれらの問題点を解決できます。 さらに、塩素フリーの水溶性切削油を使用している場合においては、濃縮液を精製業者へ廃油として引き取ってもらうことも可能となります。

導入メリット

• 汚泥の削減
• 薬品使用量の削減
• 凝集加圧浮上工程の負荷削減
• 濃縮液の助燃剤としての引き取り
• ササクラの濃縮装置を用いて多数の回収実績あり

ポイント

• 自動車業界の他事例として、アルミダイカスト離型剤排水の処理をあげることができます。水溶性切削油排水ほど発熱量がないため、助燃剤としての回収は困難ですが、凝集・加圧浮上への負荷削減・汚泥の削減に有効となります。
• ササクラは5m³/日~360m³/日まで幅広い実績を弊社では有しており、ユー ザーのニーズに応じた設計が可能となっております。

蒸発濃縮装置事例一覧