ディーゼルエンジン冷却水の廃熱を利用して海水を真空下で蒸発させ、高純度の清水を造ります。造り出された清水は飲料水、ボイラ給水、雑用水と多目的に使用できます。造水装置にはチューブラ式とプレート式の二種類があります。
プレート式熱交換器の技術を応用した造水装置です。熱交換器部をカバーレスにすることにより、据付スペースが小さくなり、保守点検作業も容易に且つ短時間で行えます。
造水量は1日当り20トンから45トンまでです。スチームインゼクタ又はスチームブースタユニットを追加装備して蒸気でも造水できます。冷却海水の供給方法及びエゼクタポンプのアレンジの仕方により、RE型、RM型の二種類があります。